禿頭は現代で言う 《美容室・育毛・薬》
スキンヘッドのこと。
老齢などで髪が抜け落ちた物(脱毛症)ではなく、髪をすべて剃りあげたもの。薬缶頭。
禿頭を基本とする職業江戸時代、僧侶(天台宗系山伏はその限りではない)、医者、俳句や茶道の宗匠、按摩(男)などは髪を剃り上げるのが普通だった。
また髪が抜けてもはや貧相な丁髷も結えなくなった町方の老人がさっぱりと頭を剃ってしまう場合も多かったが、武家はそういうわけにも行かず入れ毛などで無理やり髷を結っていた。
女犯の現場を押さえられたら重罪となる僧侶が遊郭へ登楼する場合、鬘ではすぐにばれてしまうため変装用の衣装一式を貸す貸衣装屋に寄って同じく禿頭の宗匠や医者に変装することが多かった。
宗匠頭巾や十徳に着流しの宗匠姿か、脇差を落としざしにし気取った姿の医者か選ぶのだが、脂ぎった不良坊主は恰幅がよく風流な宗匠姿が似合わなかったと見えて、医者姿に変装するものが多かったらしい。
川柳にも「中宿の内儀おとけて脈をみせ」「船宿で化けやれと師のたまわく」などと僧侶の女遊びをからかった句が多く見える。
老齢などで髪が抜け落ちた物(脱毛症)ではなく、髪をすべて剃りあげたもの。薬缶頭。
禿頭を基本とする職業江戸時代、僧侶(天台宗系山伏はその限りではない)、医者、俳句や茶道の宗匠、按摩(男)などは髪を剃り上げるのが普通だった。
また髪が抜けてもはや貧相な丁髷も結えなくなった町方の老人がさっぱりと頭を剃ってしまう場合も多かったが、武家はそういうわけにも行かず入れ毛などで無理やり髷を結っていた。
女犯の現場を押さえられたら重罪となる僧侶が遊郭へ登楼する場合、鬘ではすぐにばれてしまうため変装用の衣装一式を貸す貸衣装屋に寄って同じく禿頭の宗匠や医者に変装することが多かった。
宗匠頭巾や十徳に着流しの宗匠姿か、脇差を落としざしにし気取った姿の医者か選ぶのだが、脂ぎった不良坊主は恰幅がよく風流な宗匠姿が似合わなかったと見えて、医者姿に変装するものが多かったらしい。
川柳にも「中宿の内儀おとけて脈をみせ」「船宿で化けやれと師のたまわく」などと僧侶の女遊びをからかった句が多く見える。
update:2009年08月21日
